「神戸ルミナリエ」は、平成７年１月に兵庫県を襲った「阪神・淡路大震災」の犠牲者の鎮魂と、神戸の復興・発展を願って、 善意の寄付により、毎年開催されています。最近は費用が維持出来ず、存続の危機にたたされているそうです。 フロントーネの昼、骨組みが白く見えます。
２００７年は「光の紀元」を作品テーマとして開催されました。東遊園地には、巨大な「スパッリエーラ」と呼ばれる白い壁が組まれています。 芸術的な模様が綺麗です。
ソロピース（天使の小庭園）という散歩道から、紅葉した街路樹の向こうに、神戸市役所がそびえます。
２００６年のフロントーネです。 賛美歌のあとのオルゴールが終わると、順々に「ガレリア」に光が燈って行きます。 大勢の観光客の「ワッー」というどよめきが、歓声に変わりました。
２００７年のフロントーネです。 前年に来て感激したので、今年も来ました。長い時間待ち、点燈式を見て、やはり感激。 人人人の頭の上から、「ガレリア」を撮ります。最近増えた携帯電話で撮る人のお陰で、苦労しながらやっと撮れました。 昨年より綺麗だった気がします。
ガレリアにて（０７年） ２７０ｍの通りに２１基のアーチが建ち並びます。一基は幅９ｍ、高さ１２ｍ程あるそうで、このトンネルの中を、笑顔の人々がゆっくりと 歩いて行きます。
２００６年スパッリエーラ ０６年の作品テーマは「空の魅惑」、この広場に高く、１５０ｍにわたる３６０度の光の壁が、空に吸い上げられて行く様な気がします。 もう感嘆の声しか上がりません。
２００７年スパッリエーラ 昨年より少し細長いスパッリエーラは、やはり美しい。左右対称の光が、隙間なく並びます。地球にかぶせた王冠の様に見えました。
カッサ・アルモニカ（０６年） カッサ・アルモニカには小さなベルが並び「連続開催の為、募金に協力下さい」という、希望の募金箱になっています。遠くから投げる小銭が ベルに当たり、可愛い音を鳴らします。鎮魂の為、手を合わせ平和を願います。背後の光の壁が天使の羽根の様に見えたのは、私だけだったのでしょうか。
カッサ・アルモニカ（０７年） 私も募金しました。存続の為、あちこちで「ボランティア」の人達が募金を呼びかけています。 毎年、そしてズッーと開かれるといいなと思います。
神戸市役所２４階展望台より ２４階の天空から、東遊園地のスパッリエーラを見ます。周りのライトが消され、暗闇の中に光の輪が広がります。 米粒の様に人々が見えます。この天使の輪が、浮かび上がって行きます。いつまでも世の中が平和で 有ります様に・・・・。来年も又来て見たいと思います。