群馬の「こんにゃくパーク」を中心に、群馬県の南部・中央の道の駅を巡るドライブに出掛けた。コースは、新緑の八ヶ岳・野辺山から、内山峠と、 のんびり山道を行き、帰路は秩父・雁坂トンネルを通るコースにした。
朝、八ヶ岳連峰は快晴だった。主峰『赤岳』と新緑の森が美しい。
朝陽が、黄色い『八ヶ岳高原大橋』を照らす。南アルプスの「甲斐駒ヶ岳」や「北岳」も朝モヤに浮かび上がる。 ５月の空気が、肌寒いが、実に清々しい。
佐久から国道２５４号線に入る。車の少ない内山峠を走る。群馬県に入ると、『荒船山』の大きな岩盤の山が見える。 この地方は「妙義山」を含め、奇岩の山がたくさん有る。
途中「道の駅・下仁田」に立ち寄り、富岡市に向かった。
駅近くの駐車場に止め、『富岡製糸場』に向け富岡市内を歩いた。富岡駅前に『お富ちゃん』像が立っていた。製糸場をはじめ、 市街のマップなどの観光案内コーナーも有った。
駅から１ｋｍ弱で『富岡製糸場』に到着する。開場準備中なのか、まだ警備員しか見えない。
富岡製糸場から１５分程で『こんにゃくパーク』に到着する。駐車場は車も多く、観光バスも止まっている。 入口の大きな看板が、カラフルで目を引く。この施設は（株）ヨコオディリーフーズの直営店という事だ。
入口受付に向うと、左側には「足湯」ゾーンがあり、大きな工場や、綺麗な店が目を引く。
うさぎのキャラクターや、中山秀さん大使の「顔出しパネル」が並んでいる。
受付を済ませ、工場見学（２階）に昇る。
２階には、やはりうさぎの”ようこそ こんにゃくパークへ”の看板が迎えてくれる。 工場見学は、綺麗にルート表示や、こんにゃくの生産過程などのパネルが並び、最新設備で迫力が有り、どんどん製品が出てくる様子が 見られ、結構おもしろかった。
見学が終わり、売店に足を運ぶと、体験コーナーが有り、その奥が『バイキング』コーナーだった。すでに行列になっていた。
２０種と云われるメニューから自由に選んでトレーに取り、食べられる「無料食べ放題バイキング」は、やはり大人気だ。 特に、こんにゃくの域を越えた、麺やうどん、さらにデザートなど、おいしかった。
ここまで来たら、高崎市の『高崎大観音像』を見たいので、ナビを頼りに車を走らせた。近くで迷ったが、観音さんの近くの 駐車場に到着。早速『高崎白衣大観音像』に向かった。高さ４１．８ｍの白い観音様は綺麗だった。
やはり日本人好みなのだろうか、どこか誰かに似ている気がする。ふくよかな顔立ち、見透かした様な切れ長の細く開けた目、 じっと立って、高崎市内を見下ろしている様だ。高崎市民のシンボルなのも良く分る気がする。
観音様の「胎内見学」が出来るそうだ。肩まで１４６段の階段を登ると（６階）高崎市内や山々を展望出来る窓が有るそうだ。 緑の境内にスマートに立ち、気品が有り、心が洗われる様な気もする。手を合わせ、家族の健康をお祈りした。
慈眼院は『高崎千体観音堂』とも呼ばれ、たくさんの観音像が祀られているそうだ。 慈眼院の有るこの「観音山」一帯は、桜の名所でも有名だそうだが、新緑の今も、又、素晴らしい。
しばらくは道の駅を巡る。「よしおか温泉」の次に「ぐりーんふらわー牧場・大胡」に到着する。
大きな道の駅で、物産館の他に、牧場や散歩道も有り、広大な緑の公園になっている。シンボルの巨大風車の背景は『赤城山』になっていて、 景色も、空気も超一級品だ。
芝生広場の散歩道沿い一面に『芍薬（しゃくやく）』が植えられていた。白・赤・ピンクなどの大輪が咲き誇っていた。風車とのコラボも 見事だ。
ずーっと花に寄って、”しゃくやく”をＵＰで撮って見る。大輪の花が重そうだ。つぼみも可愛い。
せっかくだから『ぐんまフラワーパーク』に回ってみた。入場して正面に、看板とパークタワーが迎えてくれる。
ちょうど、チューリップが終わり、花としては寂しい感じだが、「バラ」が見頃の様だ。
公園右には、大きな「ぐんまの池」が有った。中央には噴水が有り、涼をかもしだしていた。池のほとりでは、少しお年寄りの 合唱チームが練習をしていた。
池を回り、「バラ園」に向かう。『かおりの散歩道』に沿って”バラ”の花が満開だ。色とりどりのバラの花が 甘酸っぱいかおりを出していて、時折、散歩の足を止める。
様々な形や色の花が咲いている。
群馬県の道の駅の内３１番目で、平成２７年度登録、最も新しい『玉村宿』に寄った。新しい道の駅なので綺麗だ。 関越道のスマートＩＣ（高崎玉村）のすぐ近くだった。
予定コース全てを観光し、高速道に乗り、いよいよ帰路に向かう。
高速道の横断幕に「星の王子さまＰＡ（寄居）」を発見。何か気になって、立ち寄る事にした。
建物からして、高速道のＰＡというより、何か欧風の感じがし、さらに入口に『星の王子様』の看板が並び、 周りには、小説のパネルが飾られ、店の中は、『星の王子さまグッズ』が一杯だった。 秩父から「雁坂トンネル」を通り、家に到着した。充実して、楽しい旅だった。
道の駅新訪問数：４駅 走行総距離：３９４ｋｍ