感激の「北京オリンピック」・・・。その中で私が１番感動したのはソフトボールの金メダルだ。 全員一丸の闘志溢れるプレー、特に上野投手の連投が脳裏を駆け巡る。 ソフトボールリーグが安城市に来たので、早速カメラ片手に出掛けた。上野選手のチームは来ないが、 第一試合「日立ソフトウエアーＶＳ佐川急便」の試合が始まった。
ブルペンで練習するのは、日立の瀬川投手。本日の先発ピッチャーだ。 投球練習にも力が入る。
佐川急便の先発ピッチャーは「帰山さん」。その小柄な体の全身のバネを使って全力で投球する。 １球１球がこの投球フォームだから連投は大変だろう。
日立のピッチャー瀬川さんもウインドミル投法がダイナミックだ。１球入魂で力が入る。
この試合の注目の的は「日立の馬渕さん」声援も一段と上がる。勿論、北京オリンピックの金メダリストだからだ。 この日も２安打３打点で「ベストプレイヤー賞」を獲得した。抜群の活躍を見せてくれた。
佐川急便の人気者は、やはり一塁手「ステーシー・ポーターさん」だ。北京オリンピックのオーストラリア代表だ。 抜群のパワーでヒットを打つ。
ソフトボールでの１点は大きい。塁へ出ると、バントで送るのが定法だ。確実に球を押さえて、転がす。訓練されているとはいえ、 決めるのはなかなか難しい。
ファーストまでの距離は以外と短い。バッターも全力で走り込むが、守備も寸分のミスは出来ない。 きびきびとしたプレーがゲームを引き締める。
セカンドベース上では、迫力あるプレーが見られる。ベースに滑り込む走者に、ニ塁手がタッチをする。砂煙が上がり、余計迫力を増す。 （ニ塁手も金メダリストの１人西山さん）
第二試合は「トヨタ自動車ＶＳデンソー」という、トヨタグループ同士の対戦になった。 試合前整列して、応援団に挨拶するトヨタ自動車のチームメイト達。
試合前ブルペンで投球練習をする「トヨタ自動車のジェニー・リッターさん」だ。大きな体から投げられた剛速球がうなります。
デンソーの先発ピッチャーは「増淵さん」だ。１点の先制点を貰って余裕が出、ストライクが先行する。
リッターさんの投球はダイナミックだ。でも２０秒ルールでボールを取られると、少し動揺してリズムが狂う。 味方が同点に追いつくと、やっと本領を発揮し始めた。
第二試合でも、送りバントは良く見られた。球を見て、確実にバットへ当てる。確実な送りバントは試合を左右する。
トヨタ自動車の強打者「ガーランド・クーパーさん」だ。豪快なスイングで２塁打を打つ。
トヨタ自動車のリリーフは「露久保さん」だ。力強いフォームから離れたボールが、キャッチャーのミットに向かって飛んで行く。
試合は大接戦。１点がものを云う試合展開になっている。 ファーストへ走り込むのも、守備も、ともに力が入る。これはアウトになった。トヨタ自動車一塁手の伊藤さんも北京オリンピックの金メダリストだ。
このプレーは微妙な判定でセーフだった。 走りこんだ打者も、ボールをグラブにしっかり掴んだ一塁手も、拝み込む様に、累審の判定を見つめる。